ナミな生活

子どもが出来てから、食の安全が気になるようになりました。子どもが食べるものは、すべて自分があげたものからできていると思うと気を付けなければいけないなと思います。なるべく手作りのものをと考え、ときどき、料理教室に参加しています。
先日、いつもとは少し違う料理教室に参加しました。それは、無肥料、無農薬の野菜を使って作るカレー作りというものでした。
無農薬の野菜はときどきありますが、肥料なしの自然栽培で作る野菜というのは、とても珍しいものです。その先生が言われたのは、「肥料は不自然に野菜を大きくしたり、たくさん増やしたりするので、作り手にとってはありがたいものであること、けれど、本当に体にいいものは肥料で育てていない野菜のほうである。」ということです。そこで教えてもらったことは、初めて知ることばかりでした。
例えば、緑黄色野菜はあまり色が緑の強すぎないもののほうがいいということです。緑が強すぎるのは、肥料で不自然に綺麗にしているのです。普段どちらかというと、緑色が綺麗なもののほうがいいと思っていたため、驚きました。
また、塩は人の手によって味が変わるということも教わりました。普通に塩をなめたのと、自分の指で揉んだ塩を舐めたのでは味が違いました。また、それは塩を揉んだ人によっても違いました。だから同じ塩でもその人によって違う味が出せることを知りました。
その先生は、もともと自分がアトピーに悩んでいて、それを食事で変えることに成功されました。自然のものを食べることがもっとも体にいいことなのだということでした。なので、食事に添加物は一切使われていないとのことでした。
すごい！と思います。添加物だらけのこの時代で添加物のない食事をすることは本当に難しいと思います。それを実践するなんて、よっぽどがんばらないとできることではありません。
とても私には真似できません。一日でも添加物をとらない日はないと思います。
でも、なるべく添加物を取らずに、自分で手作りのものを作ることを心掛けることはできるなと思います。
残念ながら、スナック菓子も、ファーストフードも好きなほうです。でも以前に比べるとかなり減りました。野菜も美味しいと食べることができます。
子どもにも将来、野菜が美味しいと、そして本当に体にいいものが美味しいと思ってもらえる舌を作ってあげれるようになりたいなと思いました。
そのときに作ったカレーは、とても美味しく、子どももぱくぱく食べました。

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